幽遊白書をエンタメ解読したら面白さがやっバイ事に気がついた!!
アニメ「幽遊白書」の読者を引き込むパワーにオドロイた!
こんにちは、ぺいちゃんです!
木曜日のテーマは「アニメ」です。
ヲタクという言葉が発明されて久しいですが、漫画、アニメというのはマニアではなくても人間を引きつける最上のエンターテイメントです。
人気アニメを見て、
なんでそのアニメは人気が出たのか?
をぺいちゃん流に解読したいと思います。
毎週木曜日、アニメの解読をした記事を更新します。
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今日のアニメは、、、
今日解読するアニメは、「幽遊白書 第1話『死んだらオドロいた!』」
1990年に少年ジャンプで連載がはじめて、30年以上経つ作品です。
著者はHUNTER×HUNTERを連載中の富樫さん。
見たことはなくても、名前ぐらい聞いたことがある。という人は多いと思います。
なんの前情報もなく、まっさらな状態という思いで、アニメ第1話を視聴しました。初めてアニメを見た人が続きを見たいと思えるのかがエンタメ解読のポイントです。
アニメ第1話の構成からエンタメ解読してみる
01:車に轢かれて主人公が死んで幽霊になる。
・いちばん大事なオープニング。主人公がクルマに轢かれるという衝撃に驚きました。先に気になるオープニングです!
02:自体の飲み込めない主人公がどうしてこうなったのか1日を振り返る。
03:学校の屋上で授業をサボる主人公。幼馴染のスカートをめくるスケベ。
・不良の主人公に真面目なお笹馴染みのヒロイン。少しだけセクハラもしちゃう。二人の関係性がすぐに理解できる物語の展開。
04:主人公の学校における。クラスメイトからは恐れられて、悪い人に命を狙われている。一声で2000人の族があつまってくると噂されている
・ヒロインからは普通の人と認識されるが、ヒロインの友達からは怖い噂で距離を置かれている。主人公がいかに孤独なのかがわかりますね。
05:自分の名前を使ってカツアゲをするズルいクラスメイトを発見する。目の敵にされてる先生に見つかって余罪をかけられる。男気で受け答えする主人公
・主人公の不良だけど、道は外れない正義を持ってるところが、敵の教師が現れることによって、より深堀りされる場面でした。
06:学校をサボろうとするが校門で先生に見つかる。しかしなんとか逃げ切る。
・敵の教師の次に味方の教師が現れる。敵味方のコントラストが強調される場面展開が読者の感情をゆさぶり、興味が持続されます。
07:学校をサボり家に帰る。母親がいて説教される
・不良の主人公に、美人の母親。これはお決まりのテンプレート親子。決してテンプレートが悪いと言っているんじゃないですよ。逆に予測できる展開が読者には気持ちよく感じられる。
08:学校でも家でも説教されてムシャクシャと歩く主人公。そこにライバルから喧嘩を売られる。ボコボコにする。
・ライバルの登場。威勢はいいがボコボコにされるライバル。3枚目でいい役割を果たしてる感じ。主人公には負けるが、3人の子分から慕われているところから、人柄の良さが伺える。
09:道路でサッカーをしてる子供に出会う。危ないと叱るが、面白い顔や芸で場をなごませる。
・ただの不良じゃない。子供好きのいい不良だなって感じた瞬間。
10:子供がサッカーボールを道路に蹴り出して、拾いに行くところ、車に惹かれそうになる。そこを助けようとして幽霊になる。
・ここでオープニングの展開に戻ってくる。ここまでに主人公の人柄、相関図がパッと理解できる展開は、テンポがいい印象。
11:オープニングの出来事に戻る。状況を理解し、自分の状態に改めてオドロイたところに、かわいい死神が登場
・ここでまた新しいキャラクターの登場で、CMを挟んでも読者を離さない。「死神」というワードからはほど遠いかわいい死神の登場は男性ファンを釘付けにする。死神のイメージを裏切るキャラ設定はあっぱれですね。
ーここまで前半ー
12:かわいい死神といっしょに状況を整理する。
13:病院へ助けた子供が無事が見に行く。安心して地獄に行くことを決心するが、かわいい死神から「生き返るための試練」を提案される。
・起承転結の「転」かな。今回の物語の主題になる「生き返る試練」という内容がここで初めて登場。非現実的な展開に読者はワクワク。予想外の主人公の死に、天国にも地獄にも居場所がないっていう言い訳は面白いですよね。
14:生き返ることを提案されるも断る主人公。不良の自分が死んで、みんなせーせーしてるだろうって思う。かわいい死神から自分の葬式を見てから決めたらと言われる。
・前半部分の主人公の扱いから、地獄に行くことを選んだ主人公。「俺が死んでも誰も悲しまいだろう」っていう現代人の心の隅にある不安を言葉にしてくれた感じですね。
15:自分の葬式へ。へらへらしてるクラスメイトがほとんどの中、心から悲しんでくれるお笹馴染みのヒロイン。ライバルの桑原も感情的に葬式に訪れる。
・前半で主人公に厳しく当たっていたキャラクターたちが主人公の死を深く悲しみ受け止める場面。前半からのキャラの感情の落差に読者も感情を揺さぶられます。
16:不良の主人公が死んだことを喜ぶ敵の教師。そんな非常識な教師を代わりに起こってくれる味方の教師。味方の教師のやさしい言葉に泣き出す母親。
17:自分のために悲しみ泣いてくれる人がいることに気がついた主人公。生き返るための試練を受けることを決意した。
18:かわいい死神といっしょに「生き返るための試練」の説明をうけにあの世に向かう。「生き返るための試練」とはなんなのか?
・次回「生き返る試練」とは何なのか?先が気になる展開で第1話終了。第2話を見たいと思わせる終わり方で、読者の興味はピークに来る!
ー後半終わりー
登場人物、設定からエンタメ解読する。
浦飯幽助 14歳 不良 サボりすぎて進級できないかもしれない。けい子以外の生徒からは怖いと恐れられている。粗野で乱暴、短期で無鉄砲。その上、手癖が悪いし、頭も悪い。
・典型的な不良の主人公。喧嘩っ早いけど、正義感が強い。世の中の不良漫画、全部に出てるけど、こういうお決まりってなんか嬉しくないですか?
けい子 主人公の幼馴染位のヒロイン 不良の主人公に対して真面目で学級委員を務める。不真面目な主人公に世話を焼く。
・主人公とは真逆のヒロイン。お決まりですね。
けい子の友達が2人 主人公がまわりにどう見られているかを解説してくれる。
・世間が主人公のことをどう思ってるかを言葉にしてくれる名脇役たち。
岩本先生 主人公のことが大嫌い。敵。
・実は学校の評判を気にして主人公に嫌がらせをしているんですが、敵として、物語にメリハリをもたせてくれます。
竹中先生 不良の主人公を厳しく指導するも、愛のある先生。味方。
・学校で主人公に味方する唯一の教師。おせっかいで厳しいけど嫌いになれない。こういう先生って現実世界にもいますよね。敵と味方のコントラストが見えますね。
母親のアツコ シングルマザー、美人。喫煙者。一人っ子の主人公を突き放す放任主義のようで、息子に甘えてる。
・物語に直接は関係しない脇役ですが、きれいな華として、物語にあざやかさをプラスしてくれますね。
桑原 主人公に毎日けんかを売る。しつこいライバル。しかし必ず負ける。
・3枚目で、見た目はカッコいいとはいえない。しかし、男気があって、その中身を見て慕う人もいる。バカな役もできるし、男気を出して感情的な役もできる。女性よりも男性から人気を集める存在。
桑原の仲間が3人 桑原を慕い、いつも行動を共にしている。そんなに負けるなら、もう喧嘩売るのをやめたらいいのに。という常識を諭す。
ぼたん 三途の川の水先案内人。死神。
・「死神」という単語からは想像ができないフォルムのかわいい死神。ヒロインとは恋のライバルにもなりうる。
今日のまとめ
始まった瞬間に興味を引くオープニングにあっぱれ!
前半で主要登場人物の人柄がわかる場面展開。
第2話も見たいと思える終わり方!
エンタメ解読指数は、100満点!
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来週木曜日もアニメをエンタメ解読します!
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